メディアプレーヤーにロシア語やキルギス語のテキストの音声ファイルを入れて、就床後、布団の中で聴くことにしている。電気を消した後はテキストは読めないが、メディアプレーヤーで音声を聴いて学習をしようという、立派な心がけなのである。
いや~、しかしこれをやると、ほんとに寝付きがいいですわ。10分以上聴けたためしがない。立派な心がけはどこへやら…。
だが、最近は開き直って、これを入眠導入ツールとして使っている。たまにスリーピングタイマーをかけ忘れて、夢の中でロシア語やキルギス語の会話に巻き込まれ、言葉が出てこずにオロオロするという“悪夢”も見る。いや、これこそが睡眠学習の真の姿かも知れないのだ、悪夢に感謝。
それにしても、なんでこんなにも眠くなってしまうのだろう。言葉を意味の分からない音声として聞いているから、退屈して段々眠くなるのであろう。
昔、どこかの店だったか家だったかで有線放送の線を引いていて、有線放送の番組表があったので見てみたら、日本の流行歌、アメリカンヒットチャート、オールディーズ、クラシック、ジャズ、等々、色々なジャンルの音楽がチャンネルごとに提供されていた。
その中で「安眠」とかいうカテゴリーがあり、その中には「哲学」「お経」というのも入っていた。聴いてみると、「18世紀の哲学者●●は、実在について▲▲と述べ…」という感じで、なるほど確かにこれは眠くなるだろうと納得した。お経のチャンネルもまた然り。ありがた~い話も、ただの無意味な音声にしか聞こえてこないから眠くなる(これらのチャンネルで哲学の話をしている人、あるいは読経している人は虚しくはならないのだろうかとということを考えると、ちょっと眠気が覚めたが…。これを「安眠」というカテゴリーに入れた企画者はこういうのを聞きながら寝ている人であったのか…?)。
ちょっと待てよ。無意味な音声として聞こえるから眠くなるのだとしたら、ロシア語・キルギス語をそういうふうに耳に入れるのはよくないんじゃないかしらん? 脳に「これらの音声は無意味ですよ~、聞き流しなさ~い」と刷り込んでいる可能性はないか?! 逆睡眠学習の恐れあり…。
語学に頑張っているご様子、頭が下がります。自慢にもなりませんが、私はパラオ語が喋れません。唯一、「アタマサビテ」という単語だけは得意です。意味は日本語でも同じ。ってか昭和な言葉だな~
返信削除だいふくくららさん、コメントありがとうございます(お久しぶり~)。
返信削除> 語学に頑張っているご様子、頭が下がります。
いえいえ、こちらもそんなに頑張っていると言えるほどではないんですよ、実際は…。というか、やっても昔ほど身に付かない感じが。
歳のせいか? いや、歳のせいにしちゃいけませんね。コツコツとやるしかないと、やっているところです。
(って、もう1年切っているんですけどね)