2011/09/10

計り売りが基本

キルギスの商店に入ると菓子が写真のように陳列されている。

hakariuri

この中から買いたい商品を指して、何グラム買うかを指定する。写真に写っている「215」とかいう数字は1kgあたりの値段。キャンディであれば100gも買えばそこそこの量なので、20ソム(35円)程度である。グラムで指定するのではなく、値段で指定することもできる。「これを50ソム分ちょうだい」という感じ。

計り売りしているのはキャンディだけでなく、チョコレート、ビスケット、米、小麦、麺、マカロニ、砂糖などもある。バザールや露店の八百屋でも、野菜・果物は計り売りである。

計り売りは、自分に必要な量だけ変えるから便利である。じゃがいも1~2個でも買える。首都の大手スーパーマーケットチェーン店に行くと、野菜がネットに詰められて売っていて、使い切れない量で困る(じゃがいも、玉ねぎならだいぶ保つが)。

じゃがいもを1~2個でも買えるとは言ったものの、実際に店で少量だけ買おうとすると、店のおばちゃんから「?」という顔をされるのも事実である。現地の人は大体「キロ買い」をするから、何十グラム単位で買うのは珍しいのだろう(向こうは面倒くさいのもあるかも)。

スーパーで店員とやりとりせずに、自分でパックを買い物かごに入れるだけの買い物は「楽」でよいが、計り売りを介しての店員とのやりとりも「楽」しい(どちらも「楽」である)。

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