2011/09/07

キルギス料理「シャシリク」

シャシリク(шашлык)は肉を串に刺して炭火で焼く料理。元々はウズベキスタンの料理だと聞いたような気がする。ロシア語でもシャシリクはある。ロシア語辞書で「串焼き羊肉」と訳があるが、実際には羊以外にも鶏もあるし、ロシア人系のカフェならば豚もある(キルギス人カフェでは宗教上の理由で豚は扱わない)。
shashlik
鶏のシャシリクは、もうそのまま焼き鳥という感じで味わう。さすがに醤油の甘だれはないが、塩こしょうで味がついている。これとビールを組み合わせると、束の間、日本の焼鳥屋にいる気分である。
こちらでは、好みによっては酢をかけて食べる。日本の焼鳥屋で酢は見ないが、そういう食べ方をする人もいるのだろうか。
羊のシャシリクには、串の中に脂身の部分も入っていて、羊肉が好きな人にはたまらない部位なのである。独特のにおいと甘みがあり、これがどうしてもダメという「不幸」な人もいる。私はキルギスに来て「羊肉にはまった派」なので、脂身もご馳走としていただく。ジューシーな脂がポタポタと落ちるのを見ると「これ、体には悪いんだろうなぁ」と思うのではあるが…。
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