2011/09/10

計り売り、バラ売り雑考

店の人とやりとりするのは、面倒だと感じていたが、慣れればそれはそれで楽しいものでもある。

日本のスーパーでも、肉は目方で売られているが、あれは既に計ってパックされている。店員とやりとりすることはない(私はやったことも、見聞きしたこともないのだが、スーパーで「牛肉を○○グラムにパックして」と頼んだら、その場でやってくれるものなのだろうか?)。

個人商店の肉屋では今も計り売りが基本である。馴染みの店で、店員に顔を覚えてもらうのも楽しみの一つである。ただし、いつも安いのを買ってるとか、閉店前の値引きの時間帯に行くことも覚えられているだろうから、それはちょっと恥ずかしい…。

昔、駄菓子屋にはイカの酢漬けを串に刺したものが20本くらい入った箱があって、そこから1本何円という形でバラ売りしてもらった。飴玉とかガムもそういうのがあったと思う。

ちなみに、外国に行くとタバコのバラ売りを路上で見かける。マレーシアでも見たし、キルギスでも見る。

これは、1本あたりの利ざやを箱売りするよりも少し多くして、利益を積み上げようという知恵である。また、買う側も、箱でまとめて買った方が若干安くなるのだが、それだけのまとまった金はないから、1本ずつチビチビと買わざるを得ない。日本でこういう販売方法をしたら取り締まられるのではないだろうか。

tamago (卵もバラ売り)

spice (スパイスも計り売り)

思い出しついでだが、京都(だったと思う)のコンビニで、空のペットボトルを持参して、お茶をそれに注いで売ってもらうのが試験的に行われると聞いたが、あれはその後どうなったのだろう? 今の日本人はそういうのを潔癖がって嫌うか、わずかな価格差だったら新しいペットボトルのお茶を買うか…。

0 件のコメント:

コメントを投稿