2年くらい前までは、「原書で読む名作」みたいな番組があって、英語に限られていたが、英語を母語とする俳優・声優が原書で朗読し、日本人の専門家が日本語訳の解説をするというものだった。これは正直「こういう番組は、誰が聴くだろか?」と思っていたのだが、ついに終わってしまった。かなり歴史はあった番組のようだから、英語の朗読を聞く機会が少なかった昔には需要があった番組だったのだろう。時代が変わって役割を終えたということか。
私が高校生くらいまでは、「そろばん教室」という番組もあったが、それも気付けば放送がなくなっていた。今はそろばんを習う子供自体が相当少ないだろうから、番組がなくなるのも仕方がない。
あと、今もやっている(はずの)番組であるが、「お話出てこい」。子供向け、しかもかなり低学年向けか就学前児を対象にしているような番組だと思うが、私は今でも(日本にいる時)は聴くのが好きな番組であった。童話の朗読番組なのであるが、テレビやDVDがいくらでもある現在、どういう子供・人がこの番組を聴いているのだろう…。
「お話出てこい」の後に、昔は道徳科目の教材用と思われるラジオドラマの枠があった。それに学年に合わせた国語表現の番組もあり、これは大人が聴いても役に立つと思う内容だった。表現技法といえば、タイトルは忘れたが話すことのプロであるNHKのアナウンサーが、結婚式やプレゼンでの話し方についてレクチャーする番組もあり、これはたまたまダイヤルが合ったら聴くという感じであった。
今、キルギスで、短波ラジオのダイヤルを合わせて、NHKの海外向け放送を聴いているが、これは基本的にラジオ第1放送の番組であり、第2放送の番組で聴けるのは「みんなのうた」くらいか。NHK発信の諸外国語ニュースも聴けるが、こちらは私は聴いていない。
ああ、せめて「お話出てこい」くらい、海外発信してくれんもんかなぁ。
(NHKラジオの話はひとまずお終い。思いつくままにくどくどとラジオねたを続けてしまった。)
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