2012/04/29

短波ラジオ聴けない

ビシュケクに引っ越してから、生活の中で変わったことの一つはテレビを見られるようになったこと。ロシア語放送は何を言っているかほとんど分からない情けない状況ではあるが、映像があると理解のヒントにはなる。また、テレビは文字表示もあるので、それも辞書で調べるのには役に立つ。

ラジオも好きだから付けるが、こちらは映像・文字の補助情報がないので、単語が聞き取れなければもう手も足も出ない。村では入らなかったのだが、ビシュケクだと英語メインのFM放送局もあるので、最近はそこにダイヤルを合わせることが多い(実際は英語を聴きたいからというより、そこの局はジャズ、クラシックを多く流しているので、自分の好みに合うせいである)。

テレビを見られるようになった一方、ビシュケクに来てから、短波放送を聴くことはほとんどなくなってしまった。

ラジオ好きの人なら分かると思うが、ラジオは建物の建材や、周囲に電波を発生させるものがあるかなどで受信状態が大きく影響される。

今、私が住んでいるのは、コンクリート建材の団地建物(しかも1階)で、こういう場所では短波電波は受信が困難なようである。引っ越して最初のころは、ラジオ受信機を持って部屋の中で受信状態のよい場所を探してみたが、どこもよい場所がないようなので、もうそれ以上の努力はしなくなってしまった。

そういうわけで、村ではほぼ毎日聴いていた日本語の短波放送も、今はすっかり聴かなくなってしまった。私のラジオはもっぱらFM放送専用になっている。

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