前に書いた第2ビシュケク駅(Вокзал Бишкек 2)で撮影した鉄道車両の動画。
鉄道ファンが見たら「!」となる映像なのかしらん?
一日に何便も出入りがあるわけではなさそうで、停留している車両がなんとなく手持ち無沙汰な雰囲気。
貨物運送としても使われて走行している姿も見たことがあるが、今は大型トラックにその座を奪われているようである。特に、中国からの物流は、キルギス-中国間の鉄道線路がないので、トラックにならざるを得ない。キルギスの線路は、ソ連時代にモスクワへの物流手段として作られたものなんだろう。
客車のある国内便も走っているが、こちらも利用する人は少ないようだ。一部の区間では線路と、車の幹線道路が並行しているのであるが、列車のほうが車に追い抜かれている。車より遅い、っていうのが、日本の鉄道の事情とはかなり違うんじゃないか。
車のほうが速いっていうことと、線路は国内のごく限られた区間しか敷設されていないことがあって、ほとんどの人にとっては鉄道移動は使い勝手が悪い。みんな、基本的にはマルシュルートカ(маршрутка、路線乗合ワゴン)か乗合タクシーを利用している。
帰国まで残りわずかだが、一度は乗っておきたいと思っている。乗車体験者によると、夏場は車内がめちゃくちゃ暑かったらしいけどね…