海外にいると、現地のカレンダーに沿って生活するわけで、日本が祝日であることとかを忘れてしまいがちなのだが、今、日本はゴールデンウィークの最中である。
このゴールデンウィークを利用してビシュケクを訪問したキルギスのJICAボランティアの先輩がいたので、「ああ、日本は連休なのだ」と思い出せた。あとは、プロ野球の試合結果が気になるので、ネットで野球のサイトを見ると、試合時間が昼になっているので「おや?」と思うと、その日は祝日ということもある。そんなことでもなければ、日本の祝日は意識することはなかなかないものだ。
ところで、キルギスもこの5月は祝日が多い。1日が「メーデー」。社会主義国だった時の名残だろう。
9日は「対ドイツ戦勝記念日」。これに関しては昨年も書いた気がするが、現地の人から「日本も5月9日は休みなの?」と訊かれて、苦笑することがあったのだが、今年もやはり訊かれた。日本はドイツと同盟国だったわけで、この日が「戦勝記念」であることはない。
私の配属先に、アメリカ人の女性ボランティアがいるのだが、彼女はドイツ生まれで、アメリカ人と結婚して国籍がアメリカになっている。だから、ドイツ出身者としての彼女にとっては「5月9日は休み?」という質問はナンセンスになる。その点で共通の話題となった。
で、私は知らなかった(昨年はどうだったかな?)のだが、5月5日も祝日なのだそうだ。何の祝日か説明をしてもらったが理解できず。まあ、多分、キルギス協力隊の誰かがブログに書くんじゃないかと思うので、そちらを探していただければよかろう。
そんなこんなで、5月前半は祝日が多い。キルギス人が「キルギスは5月は休みが多いのよ」と言っていたが、この時季に限って言えば日本のほうが休みは多いだろう。しかも連休である。「いや、日本も5月は休みがたくさんありますよ。『黄金の週(золотая неделя)』と呼んでます」と話したら、「黄金の週」という言葉がウケていた。
5月1日、9日が祝日のせいで、私のほうは、それぞれの曜日に指導教室に来る予定だった子供を別の日に振り分けねばならず、一日に来る子供の数が多くなるので、忙しくなってしまうので、祝日も手放しで楽しめないのであった。
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