毎年恒例の温水供給停止

去る5月11日(だったと記憶している)から、ビシュケク市内の温水供給が止まった。「温水供給」と言うだけでは、このブログを読んでいるほとんどの人にはピンと来ないんではないかと思う。

日本で温水と言えば、各家庭でガス、または電気で水を温めたものを使っている(それ以外もあるのかな? 薪で湯を沸かして使っているとか)。その環境ならば、ガス、電気が止まれば温水も出なくなる。ただ、ビシュケクの環境はそれとは違うので、説明が必要である。

ビシュケクの温水というのは、各家庭で沸かすのではなく、「温水工場」みたいな所で湯を沸かして、それを全市内にパイプを通して供給している。偉そうに書いているが、私もそのパイプを実際に見たことはないので、どこをどう通っているのかとかは分かっていない。ただ、「温水工場」と私が勝手に思い込んでいる煙突があって、それは写真に納めてある。

chimney
(温水工場の煙突?)

これらの煙突は、ビシュケクの中でもひときわ背が高く、地方からビシュケクに来る際、ランドマーク的な存在として目に映る。

聞くところでは、温水工場から温水を供給する際に、そのパイプ自体が温水で温まって暖房となっているらしい。そのため、チョルポン・アタという町では、暖房が必要な冬場は温水が供給されるが、暖房が止まる時季は温水供給も止まるのだと、かつてその町にいた先輩隊員が話してくれた。

ビシュケクで温水供給が止まるのは、設備のメンテナンスのためだそうで、おそらく湯を沸かす装置の点検や、湯が通る配管の補修なんかが行われているのだろう。先に挙げたチョルポン・アタという町では夏の間、温水が出ないらしいが、ビシュケクの場合はメンテナンスが行われる1ヶ月の間だけの供給停止である。

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