地方の村から、首都へ引っ越しをして、地方と都市の生活の違いをさまざまな場面で感じるのであるが、購入できる物品にもそれが顕われている。私が生活の中で買い物をしていて、「あ、これは村ではなかったな」という物を記録しておく。
豚肉
豚肉に関しては、当ブログでも何度か触れたことがあるが、キルギス系住民のほとんどはイスラム教徒であり、戒律によって豚肉食は禁じられている。私がいた村では人口の9割以上(97~98%?)がキルギス系の人が占めていたので、村のどこを探しても豚肉は販売されていなかった。
ビシュケクではロシア系住民の比率がグッと上がり、大きなバザールの肉売り場では豚のコーナーがある。ただし、牛、羊、牛、鶏といったイスラム教徒が購入する肉とは売り場は分けられている。
地方の村でも、ロシア系住民が大半を占める村もあるので、そういう地域では豚肉が販売されているのではないかと思う。ただし、自分では直接見たことはない。カラコルという市のバザール(市場)では豚が売られていると聞いたが、これも自分が見たことはない。
きのこ類
先日、バザールできのこが売られていたので思わず買ってしまった。詳しくないので、種類はわからないのだが、ヒラタケとかマイタケとか、そんな感じだろうと思う(いや、ほんとテキトーに書いていてお恥ずかしい)。
きのこも村では一度も見たことがなかったなぁ。いや、そういえば缶詰のマッシュルームは買ったことがあった。だが、生のきのこはなかった。私がビシュケクのバザールで購入した時、キルギス系の人も買っていたから、きのこに関しては宗教上のタブーはないのだと思う。
きのこと言えば、干し椎茸もビシュケクで買えた。村では見たことがなかったが、ビシュケクの人は干し椎茸をどんな料理に使っているのだろう? 干し椎茸はカラコル市では売られているのを見たことがあり、カフェの料理でも見た。その料理は、ペリメニという小さな餃子にホワイトソース、椎茸、チーズを載せてオーブンで焼いた料理だった。結構おいしかった。というか、その時は椎茸が珍しく貴重に思えたので、椎茸が食べられたことに感動したので、おいしく感じたのかもしれない。
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