土産をどうするかという問題

7月末の帰国まで残り2ヶ月半となった。村にいた時には想像もしなかったような仕事のペースになって、平日は職場と自宅の往復で一日が終わっている感じになっている。それはそれで充実感があるので構わないのだが、こんな感じで日々を過ごしていると、2ヶ月半なんてアッという間に過ぎ去っていくだろうことはほぼ間違いない。

22年度1次隊のキルギス隊は1ヶ月遅れの赴任だったから7月末で2年満了となるが、他の同期は6月下旬で任期満了の予定で、すでに残り1ヶ月ちょっとになっている。1ヶ月ちょっと言ったら、もうほとんど帰国準備の頃である(まあ、計画的に準備がでいる人の場合はね。私は帰国最終日までバタつく方の部類だろうな)。1ヶ月半、2ヶ月半の差はあるにせよ、22年度1次隊もいよいよ帰国する日が近づいてきている。

帰国の支度をする中で頭を悩ますのが、日本で再開する家族、親戚、友人、知人への土産をどうするかという問題である。

2年間、現地で暮らしていれば、いろいろと面白い物、珍しい物に出会う。日本にいるみんなにも手にとって見せてやりたいと思う物がたくさんある。が、もちろん、そんな物を一つひとつ買っていては、荷物が膨大になってしまう。

加えて、日本でどれだけの人に土産を渡さなければならないかというのが、これまた厄介な問題である。今から確実に会うであろうことが予想できる人もいるが、いつ会うことができるかわからない人もたくさんいる。

協力隊経験者の友人であれば、土産物を持ち帰るのがどれだけ手間かをわかっているから、「ごめん、土産はないですぅ」を言わずとも理解してくれる(と思う)が、協力隊など興味もないという人にしてみれば、「海外から帰ってきて土産物がないとは失敬な」と思う人もいたり、いなかったり。まあ、怒るような人はいないと思うが…。

生意気と思われるかも知れないが、一言弁解じみたことを書いておくと、青年海外協力隊は旅行に行っているわけではない。普通の海外旅行のように現地の土産物を期待している人は、どうかその点を理解してもらいたい。特に私の友人・知人にはそのことを強調しておく。あしからず。

と、なんだかんだ言っても、隊員はそれぞれかさばるのを覚悟の上で、日本で再開を待つ人たちに土産物を買うのだけれどね。でも、日本語にはいい言葉あるでしょ。「土産話」という言葉。物ではなく、協力隊員が2年間、それぞれの赴任地で見聞したこと、現地の人との思い出、それは絵葉書とかチョコレートに勝る土産である。
(きれいにまとめたね。)

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