キルギス人の生活に茶は欠かせない。食事の時は必ず茶を飲む。日本人でも、食後に茶を飲む人はいるだろうが、すべての人という訳ではない。キルギス人はほぼ100%。子供の頃から茶を飲んでる。
キルギス人が飲む茶は紅茶であるが、日本語で「紅茶」と呼んでいるお茶は、ロシア語、キルギス語では「黒茶」となる。あの色を「紅」と見るか、「黒」と見るか、文化によって異なるのが面白い。
さて、キルギスには紅茶(黒茶)のほかに緑茶もある。日本人にとって「茶」と言えば緑茶が基本だから、海外においても緑茶が飲めるのは嬉しい。
そう思って、緑茶の茶葉を買ってみたことがあったが、これに湯を注いで茶を出してみると、これが「緑茶」ではなかった。色が茶色なのである。茶色、というか褐色というか。
う~ん、なんでこれが「緑茶」なんだろうと思う。日本人的感覚ではウーロン茶のような色である。おそらく、ウーロン茶のような茶が、ここでは緑茶というカテゴリーに入れられているんではないか。
この手の「茶色い緑茶」はロシア語表記で売られているから、ロシア語文化圏では共通の現象だと思うのだが、その文化圏では、ウーロン茶も緑茶も同じカテゴリーの茶として扱われているのかも知れない。
そういえば、緑茶のことを「日本茶」とも呼ぶなぁ。「煎茶」とも。とすると、茶葉を煎じる飲み方というのは、日本独特の飲み方ということかしらん?
茶の話題を書いたついで(と言っては失礼かも知れないが)、とある茶農家の人のブログのリンクを貼っておく。
このブログを書いている人、実は、私が前回協力隊に参加した時の同期隊員。私はマレーシア、彼はラオスへの派遣だった。二本松訓練所で、宿泊部屋が隣だった。現在は、鹿児島県枕崎市で茶栽培をしている。
ブログから申し込めば、新茶の購入もできるみたいなので、お茶好きな人はCheck it out!
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