11月23日に落語家の立川談志が亡くなった。
談志は若い頃から天才だとか落語会の風雲児だとか言われていて、その才能を認められていてファンも多かった。ただ、個人的には、テレビで談志の噺を聞いてみても、ファンになるということはなかった。まあ、これは好みの問題である。談志が旋風を巻き起こしていた時代を共有していれば、また違った受け止め方をしたかも知れない。
(ちなみに、私は談志一門を破門になった快楽亭ブラックという落語家の大ファンである。ただし、世間的には快楽亭ブラックのファンであることは、声に出しては言えないような噺をする落語家である…)
談志死去のニュースの中に、談志が生前から自分の戒名を決めていたというニュースがあった。
立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)
大物落語家らしいオチをつけたな、という感じである。
NHKのニュースで戒名について触れるかと思って、雑音まじりの短波ラジオを聞いていたが、残念、戒名についてはノータッチだった。民放のワイドショーなんかでは扱っているだろうか…? アナウンサーが「談志さんの戒名は立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)です」と読み上げるを聞いてみたい。
上記のニュースでもう一つ新鮮だったのは、戒名は自分で付けてもよいらしい、ということであった。快楽亭ブラックによれば、師匠の談志は大の吝嗇家だと、しょっちゅうネタにしていたから、戒名代もケチったか? これもまた“心温まる”エピソードである。
はじめまして。「明かりを灯す人」というキルギスの映画を観まして、キルギスのお茶で検索してたらこちらのサイトに出会いました。なぜだかスゴく感激です。
返信削除立川談志さんはもう少し、あと少し、元気で生きててほしかった。
これは必見ですが、観られないですよね。
↓
NHKtwitterより
立川談志さんをしのんで【Eテレ】きょう11月25日
21:30から「日本の話芸 納涼落語特選▽居残り佐平次」(昭和54年8月3日放送)をお送りします。
cafetealateさん、コメントありがとうございます。
返信削除キルギス映画『明かりを灯す人』をご覧になったとのこと。実は、私自身はこの映画をまだ見ていないんですが…。
立川談志の追悼番組についても情報ありがとうございます。どうやらcafetealateさんも落語好きの方と察しますがどうでしょう?
ブログ内でも書きましたが、破門になった元弟子の快楽亭ブラックも面白いですので、もしご興味があればネットで検索されてみてはいかがでしょうか。