「冬の星座」という歌があったが、あの中では確かオリオン座が歌詞に出てきたように記憶している。
そんなことがあってか、冬の星座と言えばオリオン座が筆頭に思い浮かぶ。オリオン座は見つけやすいというのもある。冬の星座の代表格と言えるだろう。
10月の半ばには、夜1時頃にトイレに行くことがあれば、東のほうの空にオリオン座の姿を認めるようになっていた。「ああ、オリオン座が出てきたな」と思っていたのだが、そのオリオン座の出現時間は日に日に早くなってきている。
夏場、日本から持ってきた星座観察の入門書を片手に、夜、外に出て星座を眺めていた。街明かりがほとんどないので、観察条件はすこぶるよろしい。おかげで、この歳にして夏の大三角、はくちょう座、こぐま座などが、どの天体を指すのかを知った。
その調子で、秋・冬の星座も観察したいと思ってはいたが、いかんせんこの寒さ…。屋外にあるトイレに行く往復に空を見上げるが、とてもとても、本を片手に10分はおろか5分程度でさえ外にいるのは嫌になる。
冬のほうが気温が下がって、空気の透明度が上がるのだとか。だから、星座観察には冬のほうが条件はよいのだろうが、寒さという点では、冬のほうが条件は悪いのである。
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