2011年、年始めに連日報道されている「伊達直人」ニュース。
いい話だと思う。最初の「伊達直人」の行動力は立派だと思うし、その後の「伊達直人」も立派だと思う。
「一体、伊達直人が何人いるのか」というような、無粋な話はやめて、全国の「伊達直人」さんに感謝。目立たなくても、自分の善意を形にしたいという人がいるという事実が、我々の「人の世への希望」を支えてくれたような気がするのだ。
この話と子ども手当てを関連付けて、現政権の政策について話すのもありだろうが、このブログは政治批評のものでないからやめておく。
ところで、今回のニュースで「タイガーマスク」とか「伊達直人」という名前を聞いて、それを漫画の主人公としてわかっていたのは、どれくらいの世代以上だったのだろう? 私は小学生の頃、再放送されていたのを覚えているが、それより下の世代はどうなのか。
漫画の主人公としてよりも、プロレスラーとして「タイガーマスク」に馴染んでいる人たちもいるだろうと思う。
知らない人の中には、「漫画の主人公なのだから、さぞ華やかなヒーローだったに違いない」と想像する人もいるかも知れないが、私のおぼろげな記憶では、漫画『タイガーマスク』はそんなに明るい話ではなかった。
主人公は、なんだか理不尽な理由で命を狙われている。そもそも、彼の出自からして影がある。プロレスラーとしては子供たちのヒーローだが、覆面を脱いだ彼は疎まれる存在である。設定が凄い…。原作、梶原一騎。
この話の結末、(っきりとは覚えていないが、)悲しい終わり方だったはず。もう一度あの漫画を読んでみたくなった。今回のニュースの盛り上がりで、Gyaoあたりでネット配信するかな?
今回も話が脱線したが、あらためて、全国の「伊達直人」さんたち、ありがとう。
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