このブログを読んでいる人(若い世代の人)の中には、「蛸足(たこあし)配線」なんていう言葉に耳馴染みのない人もあろうか。
一つの電源(コンセント)に、いくつもの電気機器のコードをつないで使うことをいう。コードが蛸の足のようにいくつもつながっているからこう呼ぶのである。
電源には許容量があるから、いくつもの機器を同時に使うと、容量オーバーで発火する危険がある。蛸足配線は危ないのである。
なんでそんな話をするかと言えば、お察しの通り、現在、まさに蛸足配線生活をしているからなのである。
私の部屋には電源がない(いや、あるにはあるのだが、壊れていて使えない)ので、別の部屋から延長コードで電源を延ばしてもらって使っている。この延長コードは3つのコンセント口があって、主にノートパソコン、ラジオ、電気ペチカ(ストーブ)に使用している。その他、携帯の充電でも使う。
先日、電気がつかないので、延長コードの元が外れていないか確かめるため、元のコンセントを見に行ったら、なんと、私の延長コードは、別の延長コード(三口タップ)につながっていたのである。その延長コードは、ホストファミリーが温風ヒーター、電気ポットなどをつないで使っている。
図にしてみるとこんな感じになる(クリックすると大きめの図で見られる)。
ちなみに、私が使わせてもらっている延長コードは家人が手製で組み立てたもののようで、コンセントを差し込む際、バチバチと音がする時がある。私は電気には詳しくないので、こんなことで大丈夫なのかと恐れつつ、大事なノートPCをつないでいる(一応、変圧器、サージプロテクターを中継させている)。
職場でも、2つの電源からデスクトップPC3台(もちろん、モニターも含む)、プリンタ、コピー機、温熱ヒーターがつなげられている。ある意味、日本のテクノロジーなど敵わぬのでなかと思うほど、バコンバエバの人たちは電気を大胆に使いこなしているのだ!
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