2011/10/16

大統領選挙 候補者の広告

10月30日にキルギスでは次期大統領を決める選挙が実施されるが、今は候補者が得票のための選挙運動をしている期間である。

村の中でも、あちらこちらに政党・候補者ごとのキャンペーン広告が出ている。

選挙看板1

電信柱に貼り付けるような紙の広告もあるが、写真のように道路沿いの掲示板を使っても広告幕を出している。

選挙看板2

上記写真の看板の裏も別の候補者の広告が出ている。

日本の選挙では、こんな大きな広告は見たことがない。規制されているはず(そもそも大統領選挙自体がない)。

この写真を撮りに行ってわかったのだが、いくつか別々の政党が「我々は○○を応援する」と広告を出していた。現地人の話でも、その「○○候補」がほぼ当選間違いないよう。いわゆる「相乗り候補」という状態になっているようだ。現政府の中でも要職についているし、安定感があるのだろう。

そのせいなのか? 昨年の議会選挙の時ほど、選挙運動が盛り上がっていない感じがするのだ。昨年の選挙では、広場に歌手が来て歌ったり、たまに政党の幹部が遊説に来ていたんだけれど、今年はまだ一度しか見ていない。昨年はカメラを向けたものか迷って、あまり写真が撮れなかったから、今回の選挙キャンペーンでは写真を撮ろうと思っていたのに…。

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