2011/10/10

トランプの怪

勤め先の指導センターで使おうと思って、トランプを購入。確か1箱10ソム(約17円)だった。これを2箱(絵柄を合わせる遊びでは、2セット必要になる)購入。それで35円だから安い。

さて、箱を開けてみるとなんかカード全体のボリューム感が足りないような…。トランプカードってジョーカーを入れて53枚だし、どのトランプでも大体これくらいの高さになるという感覚があるが、それがない。カードを積んだ高さが低いのである。

カードを見てすぐに分かったのだが、

karta

ご覧のように、カードが「6」から始まっているのである。「2」から「5」までのカード計16枚が入っていないのである(「1」にあたるエースは入っていた)。

これは不良品をつかまされたか、と苦笑をしつつ、一緒に買った別の箱を開けてみるとそちらも同じく6始まり。不良品ではなく、こうしてパッケージされているのだと分かる。

2から4が欠落していてトランプができるんかいな? と訝《いぶか》りながら、いくつかのカードゲームを思い出してみたが、実際のところ、各数字が4枚ずつ入っているなら、どのゲームをするにも支障はなさそうである。7並べ、ババ抜き、大富豪(大貧民)、ポーカー、などなど。ゲームのルールはほとんど13枚でやる時と同じでできる。カードの枚数が少ない分、駆け引きも単純化され、決着も早く着きそうだ。

そういえば、タクシー乗り場で客待ちをするタクシーの運転手連中が、よく車のボンネットや、あるいは車内の座席にカードを広げて、なにやら遊びをしているのを見るな。あれはどんなルールの遊びなんだろうか? 金も賭けていそうだが、その辺はどうだろう? そして、最大の疑問は、あの人達もやはり6始まりのカードのセットで遊んでいるんだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿