世界最高性能の電波望遠鏡が観測を開始したとニュースがあった。熱心な天文ファンという訳ではないが、宇宙の始まりだとか、地球に生物が発生した要因とかに関心があるので、こういうニュースも一応、私の関心にとまる。
この世界最高性能の電波望遠鏡の名前は「ALMA」と言うのだそうだ。ん? 「アルマ」って…。
キルギス語で「АЛМА(アルマ)」とは「りんご」のこと。ひょっとして、キルギス語にからネーミングしたのか、と気になった。キルギス語からだとしても、なんで「りんご」なのか?
それでもって、国立天文台のサイトのニュースリリースを見たら、やっぱり、当然、「ALMA」はキルギス語とはまったく関係がなかった。ALMAは「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計:Atacama Large Millimeter/submillimeter Array」の頭文字を取ってネーミングしたんですな。アタカマというのは、電波望遠鏡が設置されているチリの場所の名前。
なんか、自分の頭ん中で、色々な単語が混乱して収まっている感じだ。アルマみたいなことが、他にも時々ある。
日本でKARA(カラ)という名のグループがいるらしいが、キルギス語を含む中央アジアでは「カラ」は「黒い,黒色」を表す。関係ないんだろうけどね。
日本の百均ショップに「Seria」というチェーン店があって、これはマレー語で「スリア」と読んで「陽気な,明るい」という意味の単語である。どうして日本の百均ショップでマレー語からネーミングしたのかと、ずっと気になっていたので、今日、アルマの話題のついでにSeriaのサイトで調べてみたら、会社名の由来はイタリア語の「seria」からで「まじめな」という意味だそう。読み方も「セリア」でちょっと違った。
天文の話から始めたけど、オチは言葉の話題となってしまった。
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