有馬記念に続いて、協力隊とは関係のないネタである。
年末の有馬記念で、年の暮れるのを確認したら、明けて正月2日は、今度は箱根駅伝である。自分の親が箱根駅伝のファンであるため、新年2日、3日の午前のテレビは箱根駅伝の中継で占められる。
自分は、第3区中継所の近くに住んでいたことがあり、2年ほど中継所近くで観戦したことがあった。
テレビ中継では、ずっとトップ集団を映しているので、その選手達を見続けているのであるが、コースの一ヶ所で見ていると、ランナーはあっと言う間に通り過ぎるのである。
大学の陸上競技では一大イベントである箱根駅伝なのだが、参加校は関東圏(山梨の大学も入っているから甲州くらいまで含まれているのか?)の大学に限られている、地方大会の一つに過ぎないのだとか。それを、ここまで全国的に注目されるスポーツイベントにしたのは、放映権を持つ某テレビ局の功績と言えるだろう。
しかし、あの演出もいい加減、止めて欲しいと思う人は少なくないと思う。OBの人気アナウンサーを沿道に立たせて、応援実況をさせるとかいうのは、相変わらずやっているんだろうか。それを見て喜ぶ視聴者が多いということか。
スポーツの番組では、試合当日に到る、或いは試合のその後の選手達の様子を扱うことが増えた。そこには、試合からだけでは知り得ない、選手や選手を取り巻くコーチ、支援者たちのドラマがあって感動する。
感動するのは確かなのだが、それは試合に勝った者だけでなく、負けた者にあるストーリーである。テレビ番組で勝者のストーリーだけを感動的に伝えるのを見ていると、「負けた側にもストーリーはあるだろ!」と、独り、突っ込みを入れたくなるのである。
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