あくまでも個人的な感じ方の問題なのだが、私は誕生日を祝うというのに、どうしても馴染めない(前にもブログに書いたかな?)。
もっと若い頃には、周囲の連中にも誕生日を祝うことの不合理さを、口角泡を飛ばす勢いで説得しようとしたこともあったが、はなから「誕生日はめでたいもの、祝うもの」と信じている者にとっては、それを疑う契機自体がないようだから、私がみっともないほどに熱弁をふるおうとも、何でそんなことを言うのかが分からない。
ということに、私もよい歳になって少しずつ気づき、もう他人を説得する馬鹿はしないようになった。私自身が誕生日を祝うことに付き合わなければ良いだけのことだ(誕生日を祝いたい人たちにしてみれば、さぞかし随分と不愉快で迷惑な話であったろう)。
まあ、そんな訳で「誕生日祝い」というものには、何で世の人々がそんなにそれをしたがるのか、ということ以外にはまったく興味がない私なのであるが、最近、ちょっと気になったのが、誕生日祝いというのは、誕生日の前後どれくらいの日付の範囲で行われるのかということ。
まあ、友人・知人が集まって祝うというなら、祝われる当人の誕生日に一番近い週末で日程を組むのが一般的か。誕生日当日ではないが、皆が出席しやすいようにするには妥当なやり方であろう。でも、一番近い週末で都合が悪ければどうするだろう? 次に近い週末とかで調整するしかないのだろうなぁ。それも仕方あるまい。
でも、その第2候補の日も都合が悪ければどうしよう? さらに次に近い週末、あるいは出席予定者が集まれる最大公約数で平日に集まるか…。
まあ、そんな風に日程がどんどんと誕生日当日から離れていったと仮定しよう。ついに、前後4週間では都合が付かず、5~6週ずれた日程でみんなが集まって、やっと一件落着。
いや、それで一件落着だと言うなら、極端な話、2~3ヶ月ずらすのも有りいうことにならないのか? 誕生日当日の364日前、あるいは後の日に誕生日祝いをするというのは如何なのか?
「何のためにもならん話を延々と…」と呆れられているだろう。Ukulele chanは正気じゃないぞ、と。しかし、ごくたまに、「そんなスケジュールってあり?」というほど誕生日当日から離れた日程で祝いをしている人たちがいるので、私のような者でさえ、逆に集っている人たちの正気さ加減を心配してしまうのである。
まあ、私は、誕生日祝いを名目にして人々が集まることには、まったく非難めいた思いは無いのだ。ただ、名目なら名目で、それが許される一定の範囲というのもあるはずだと思う。いや、私の知らないところで、世間の人たちの誕生日祝いのやり方が変わってきているのかな…?
(蛇足ながら、今回のタイトルは「誕生日会」と「誕生日の怪」をかけた駄洒落也)。
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