相変わらず短波放送を聴いている。
短波放送の電波は、その時々の気象条件によって到達距離(?)が変わるらしく、昨日はっきりと聞こえていた時間帯でも、今日はよく聞こえないこともある。
また、時間帯によっては、近い周波数で別の短波放送が流れていることもあるので、混線気味になることもある。特に、キルギスは国境を接していることもあるのだろうか、中国語(と思われる。中国語の中にもいくつもの主要語があるらしいが、そこまでの聞き分けはできない)の放送が目立つ。
いやしかし、日本において短波ラジオのダイヤルを回したら、日本語の放送がたくさん入ってくるということはないから、そもそもの話、中国では短波のラジオ放送局が多いのだろうと推測される。これはキルギスでも同じで、日本では主流の中波(AM)放送帯でダイヤルを回しても、あまり放送がないようなのである。その代わり、短波放送帯だといくつもキルギス語らしき放送(「らしき」というのは、隣国カザフスタンのカザフ語がキルギス語と方言同士のような言葉であるため、私がカザフ語をキルギス語と思っている可能性もあるためである)はいくつも入ってくる。
勝手な想像だが、短波放送は伝達距離が中波放送より長いので、その分だけ電波送信所、中継所が少なくて済むので、設備投資は少なく、かつ広域に番組を届けられるので、このあたりの地域では短波放送局のほうが多いのではないか。なお、ちゃんと確かめていないが、どうもFM(超短波)放送と両方で放送している局もあるようだ。
そんなこんなで放送電波の状態は一定ではないのだが、聞き続けていれば、どの時間帯が日本語放送が聞こえやすいかの傾向が分かってくる。その時間帯は雑音、混線が少なく、ストレスがないので、必然、そういう時間にラジオを付けることが多くなっている。
それにしても、最近、NHKのラジオ番組の雰囲気はだいぶ変わったなぁ。そんなふうに感じるのは、自分が歳をとった証拠なのかも知れないが、アニメ声優の番組なんかもあって、ちょっと民放局のノリに近くなってしまっている。最後の砦はラジオ第2放送だな…
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