私がメインで使っているポータルサイトの広告に、とある健康サプリメント(と思われる)のウェブ広告が載っていて、「あなたは実年齢より年上に見られてませんか?」みたいなコピーが書いてある。
こちら(キルギス)で、よく歳を訊かれる。マレーシアにいた時もそうであった。日本人同士では、いきなり歳を尋ねるのは失礼になりやすいから、これらの国の人たちは無遠慮な印象である。しかし、実際のところ、日本人だって、日本人同士では年齢は訊かないが、外国人には歳を訊くことがあるだろうから、同じようなものだ。
年齢を尋ねられて、「いくつみ見えますか?」と逆に訊き返す人をよく見かけるのだが、私はあれは好きでない。相手の推定した歳が実年齢よりも下であれば喜ぶらしい。では、逆に上だったらどうする? ムッとするに違いないのだ。
それが分かっているから、いくつに見えるかと答えるほうでも、相手の実年齢をまず予想しておいて、そこから5歳低くくらい言うというような、ごますりをしなければならくなる。そこまで気を回した挙げ句、相手の実年齢よりも上だったら、双方嫌な思いをする。
そんなお世辞合戦を毎度のごとくやっている人を見ると、よくまあ飽きないものだと、むしろ私のほうが呆れ疲れてしまうのである。
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