2011/05/22

梅雨、のような日々

5月に入ってこのかた、二日と空けずに雨の日が続いている。なんとなく、日本の梅雨を思い出させる。

ガイドブック『地球の歩き方』にある首都ビシュケクの気候のグラフを見ると、4月が一番降水量が多く(月間降水量約75mm)、5月がそれに続く(約65mm)。ここ最近雨の日が多いのは、例年のことなのだと分かる。

ちなみに7,8,9月は月間降水量が15mm程度。昨年8月に来た時、キルギスは毎日ジリジリと暑かったが、雨が降らなかったからだろう。

雨が降っても、傘をささずに外を歩いている人が多い。傘をさしている人もいるが、10人に1人もいない印象。ほぼ100%の人が傘をさしている日本から考えると、「なんで傘をささないの?」と不思議な光景である。とは言うものの、私もすでにこの光景を見慣れてしまい、不思議とは思わなくなっているし、かく言う自分自身、傘は持っておらず、雨の日は濡れながら出歩いているのだ。

以前聞いた話だが、日本に来た外国人は、雨の日にみんなが傘をさしているのを見て驚く(感動する)らしい。そもそも、そんなに全員が傘を持っていることが、他国の人には信じられないことらしい。

この「梅雨」が終わると、--日本のように--、一気に夏になるんじゃないかという気がする。

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