2011/05/31

輪禍

住居の前の通りの電柱が、車の衝突によって倒れ、通りに面した一帯の住宅が24時間近くに渡って停電になったと書いた。

停電の元になった事故で、車の運転手は酔っぱらっていたのだと聞いた。さもありなん、という話である。

実際、酒飲み運転をしているドライバーはよく見かける。一度、マルシュルートカ(ミニバス)の運転手が、客待ちの間に、ビールを買ってきて飲んでいるのを見たのには呆れたが、そんなことは日常茶飯であると心得るようになってしまった。

酔っぱらい運転で電柱にぶつかった話を聞いて思ったのだが、これはたまたまぶつかったのが電柱だったから、“停電くらい”で済んだが、場合によっては歩行者をはねる、人家に突っ込むということもあり得た訳だ。

そう想像してゾッとした。

酔っているのかは知らぬが、品のない運転をする車が歩いている人のスレスレを走り抜けていく光景はよく目にする。あれが酔って注意が散漫になっている、あるいは気が大きくなっている結果の運転だとしたら恐ろしい。酔ってないにせよ、アスファルトで整備されていない道でスピードを出せば、何かの弾みに車が跳ね上がってハンドルが取られることは起こる。

全員がそうではない。しかし、悪いことというのは、一つ・一人でも見れば印象に強く残ってしまう。

とりあえず、背後からのエンジン音がある時は、必ず振り返って確認することを、今まで以上に確実にしよう。

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