もうすぐそこに近づいている事・物を表現する時に、「●●は目と鼻の先だ」という慣用句があるが、ロシア語でも"на носу(鼻の所に)"で「間近な」を表現することを知った(辞書の説明では口語表現とされている)。
ただ、日本語で「鼻の先、鼻先」と言えば、「目の前」のことを指す(なんか、ややこしいな!)。
辞書によれば、「目と鼻の先」は、顔の部分である目と鼻のように距離が近いことから派生した慣用句で、「目と鼻の間」でも同じ意味になるとのこと。確かにどちらも使う表現だ。
毎度のことで、英語でも調べてみたら、なんとビックリ! 英語では”cheek by jowl(頬と顎)"がそれにあたるようなのだ。「ぴったりくっついている」ということで、目と鼻ではなく、頬と顎で表現されている。
鼻(nose)でも調べてみたが、「目と鼻の先」に相当するような慣用句はなし。ただし、"nose to tail"は「車間距離が近い状態」を指すとのことで、「鼻先」に近い感じか。そういえば、この言葉、F1のレース中継なんかでよく聞いた憶えがあるぞ。ただ、私の記憶違いなのか、「テール・トゥ・ノーズの激しいバトル!」という言い回しが耳に残っているのだが、あれはレース用語なんだろうか?
こんなふうに脱線ばかりしているから、私のロシア語学習がはかどらないことは言うまでもないのである…
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