2011/06/15

イタリアの原発国民投票に関連して

イタリアで行なわれた原発再開を問う国民投票は、94%という圧倒的反対という結果に終わった。

福島原発事故で、世界に醜態を晒《さら》してしまった日本だが、それが他の国の人たちの教訓になったのだとしたら、大きな犠牲ではあったが、人類全体にとっては資するものもあったのだと信じたい。

ネット記事の中から、いくつかリンク。

【ローマ発】 「東電福島」と共に崩れ去ったイタリア原発政策の虚構
原発業界っていうものの体質が垣間見える気がするレポートだった。議員自ら「国民投票に行くな」っていうのは、すごい話だ。民主主義って、投票が基本なんではなかった?

<イタリア>国民原発拒否…専門家「技術また後退していく」
原発稼働を止めると、原発関連の技術が衰退すると懸念する専門家がいる。まあ、使わなければ技術は衰える当然だが、今、人々が考えているのは「そもそも原発関連技術は開発してまで使う必要があるのか?」ということなんではなかろうか?
でも、記事の中の「原発関連技術の中から、医療に応用されたものもある」という話は考えなくてはならないと思った。確かに、レントゲンとかも放射能を使っている。我々は、そこから恩恵も受けているのだ。でも、原発に反対することと、レントゲン撮影を否定することは同じなんだろうか? もしそうだとしたら、我々はそういう技術に対しても、どう向き合うかを反省しなくてはならないことになる。

菅原文太吠えた!反原発三国同盟じゃ!!
若い俳優が、政府の福島原発事故後の避難対策を批判したら、たちまちドラマの出演予定が取り消されたとか…。文太の兄ぃレベルだと、そういうこともないのかも知れないが。
記事の中に、かつては太陽光発電パネルのCMに出ていたとあるのを読んで、思い出した。そうそう「朝●ソーラーじゃけぇ」っていうCMあった。というか、私くらいの世代だと、『仁義なき闘い』『トラック野郎』はリアルタイムじゃないから、菅原文太と言えばこのCMのイメージが強かったんだっけ。あと、宮崎映画の『千と千尋の神隠し』の、薬湯を煎じている爺さん(←キャラの名前が思い出せない…)の声が文太兄ぃだった。

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