2011/06/04

親も出動、卒業試験。

6月から夏休みに入ったことを書いたが、最終学年の生徒たちは、卒業前に最終試験があったようである。

試験は2日間に渡って行われ、最終学年以外の生徒は登校していなかった(校庭に遊びに来ている子はいたが)。

この日、いつもと明らかにいつもと違うと感じたのは、学校の前の道に車が何台も止まり、大人たちがたむろしていた点である。最初、私は、学校の前の家で葬式が出たのだと思った。葬式の時も、そんな感じで、葬式のある家の前に人が集まるからである。

しかし、実際は、子供の試験のために付き添ってきた親、または兄弟(字面では「弟」と書くが、弟とが付き添うことはないはず)たちである。おやおや、試験に保護者の付き添いとは、随分過保護だと思うかも知れないが、彼らは学校から遠方に家があるために、車で学校まで送ってきているのである。

試験は昼食をはさんで、午前から午後にかけて行われていたが、保護者たちはその間、学校の前で待機しているのである。家が遠いので、一度家に帰ってまた来るよりも手間が少ないのだろうし、また、燃料費がかかるから、往復の回数を減らすためもあるのだろう。

そういう訳で、トータルでどれだけの待ち時間なのかは知らぬが、保護者たちもご苦労様な2日間なのであった。

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