2011/06/24

日本との季節ギャップ (1)

どの時季に任国に赴任するかで、見る景色、受ける印象が異なる話を書いたが、季節がらみの話としては、日本とのギャップも結構大きな要素となる。

私は、前回(マレーシア)の時も、今回(キルギス)も、1次隊で夏に日本を出発した。

マレーシアは常夏の国だから、「夏→夏」の移動だったし、キルギスも7月は夏ど真ん中なので「夏→夏」の移動であった。

かわいそうだったのは、冬の日本を発って、マレーシアのような常夏の国へ行く隊次であった。「冬→夏」移動となる彼らは、成田空港まではコートを着て、手袋をして、と十分な防寒装備であるが、派遣国で飛行機のタラップを降りた瞬間から、いっさいの防寒着は2年間スーツケースの中でお役ご免となるのである。

防寒着の類はかさばるから場所を取るし、亜熱帯の国だと衣類も気を付けないとすぐに黴《かび》が付くから、2年間使わない物を保管するというのは、面倒なことである。この点「夏→夏」移動だと、身軽なのである。

キルギスの場合、日本を冬に出発しても、現地も冬であるから「冬→冬」移動となって、ギャップは少ない(沖縄出身の人とかにはギャップだろうが)。ただ、冬場移動の隊員は先に述べたように防寒着が荷物の場所を取るので、その分、書籍やらの必要荷物がスーツケースに入らなかったりして気の毒である。どうしても必要な物品は、別便で送るとかするだろうから、冬場移動の隊員はその分経費がかかっているような気がする。

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