私の住む村周辺はアプリコット(杏)の産地で有名らしい。昨年、村に赴任した9月にはすっかり収穫が終わっていたので、アプリコットの実がなっているのを見ることはできなかった。実がなっているところを見ないと、どれがアプリコットの木なのかも分からない。
ここ数日の間に、村内の家の庭にある気に、桜、あるいは梅のような感じの白い花が咲いているのが目につきだした。どうもそれがアプリコットの花らしい。直接、村の人に聞いたのではないのだが、以前、ロシア語の勉強にと思って買ったロシア語の新聞にたまたま載っていた記事に、大戦後、ソ連に抑留された元日本兵の一部がキルギスで強制労働をさせられた話があり、「彼らは、アプリコットの花に桜を思いだし、祖国へ思いを馳せた」と書いてあったのを読んだので、おそらくこの「桜っぽい花」がアプリコットであろうと思う。
まだ写真を撮れていないので、撮ってブログにアップする予定。
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