お前にも、あの星が見えるのか?

大気が澄んでいる夜に、久しぶりに星空の写真撮影に挑戦した。コンパクトデジカメだが、「ISO1600、露出時間15秒」の設定がマニュアルで可能で、結構、きれいに撮れる。

夏に取った時とは、星の位置がずいぶん変わっている。オリオン座なんて、夜1時くらいにやっと上りはじめていたが、今は19時くらいから見られる。

今回撮影した北斗七星。

Big Dipper

この写真では分かりづらいかも知れないが、一つひとつの星の色が異なる。目で見ていると、主観的に「白」と判断してしまうが、カメラはそういうことをしないから、色の違いを写し出す(肉眼でも、注意して見れば色の違いに気付く)。

この写真を拡大して見てみたら、下(ひしゃくの柄のほう)から二つ目の星の脇に、もう一つ小さな星が写っていた。こ、こ、これは…!

shichousei

昔、少年マンガ週刊誌で大ブームになった、胸に7つの傷を持つ主人公が超人的な拳法を使うあのマンガに、北斗七星の脇に小さな星が見えると、その人は死期が近いという設定があった。マンガのなかでは「死兆星《しちょうせい》」と呼ばれていたと記憶している。

「お前にも、あの星が見えるのか?」みたいなセリフがあって、そういうのが男子の間では滅茶苦茶流行った。一番流行ったセリフは、もちろん「お前はすでに死んでいる」「ヒデブ」であった。

ちなみに、北斗七星は英語では「The Plough(英)」「the Big Dipper(米)」で、どちらも「ひしゃく」という意味。ロシア語では「Большая Медведица /ボリシャーヤ メドベーディツァ/」で、「大きな熊」という意味。おおくま座ということですな。

ひしゃくの部分が目立っていて見つけやすいので、「ひしゃくの星座」として覚えている人も多いと思うが、北斗七星はおおくま座の一部分でもあるのだ(ひしゃくの柄の部分が熊の尾、水を汲む部分が臀部《でんぶ》に見立てられている)。

という訳で(?)、今回の締めは

ア、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タァ!!!

(ヒデブッ!)

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