2012/01/06

協力隊的書き初めの楽しみ方

2011年から2012年の年越しは、キルギス協力隊の何名かと過ごした。温泉風呂のある山小屋に宿を取り、雪山の中での年越し。シャンパンで乾杯をしたり、花火をしたり、宿の従業員たちとダンパをしたりして過ごした。

その時に、習字道具一式を持ち込んで、一人ずつ「2012年の抱負」と題して書き初めを行った。

書き初め

筆書きの上手い下手は脇に置いて、各人の性格を映し出すような字体で書かれた字句。書かれる言葉にもその人らしさが反映されていて面白かった。

その数日後、山小屋での新年会に参加しなかった隊員と会った際、皆が書いた書き初めを持っていって、それぞれの書き初めを誰が書いたのかを当てるゲームをした。名前のところを隠して、字体と言葉から誰かを当てる。結構、当たるものである。これも書き初めの二次利用として楽しめた。

余談だが、書き初めをする際、「さあ、筆おろしをしましょう」と言っている人がいたが、「筆はじめ」の誤りに気付いていなかったようだ。「姫はじめ」と言っていた者もいたが、さて誰だったかな…?

え? 「キルギス協力隊はレベルが低い」って? そう言うなかれ。皆、日本語を忘れるほど、現地語になじみ深くなっているのだということにしておかれたし。

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