他の人と一緒にアイスクリームを食べていると、大抵、私は早く食べ終わってしまう。
私の場合、アイスを「舐める」というよりも「食べる」という感じだから、減り方が早いようなのである。それに対して、他の人は舐めながらアイスを攻略していくので、ゆっくりなようだ。
これは日本人と一緒の時の話。キルギス人ともなると、さらにゆっくり味わうようで、先に紹介したスタカーンチキなんかも10分くらいかけて食べている子供をよく見かけるのである。そんなにゆっくりだと、アイスクリームが溶けてきて、手が汚れるんじゃないかと思うんだが、それほどベチャベチャに汚している子供は見ないから、何かコツでもあるのか…。
そういえば、以前、キルギス人たちと軽食を取った時、パンと一緒にアイスクリームが出てきた。しかもアイスは一つだけで人数に足らない。どうするのかと思ったら、袋を開けてそのまま放置。そして、アイスがでろんでろんに溶けてきたところで、パンにそれをつけて食べていた。
私も見まねで同じように食べてみたが、これが美味しい。アイスクリームをパンにつけるミルククリームに見立てて食べているような感じだ。練乳ほど甘くなく、溶けているとはいえ冷たさも残っているから、菓子パンを食べているような感じなのであった。
日本ではそういう食べ方をしている人は見たことがない。案外とこんなことって気付かないものなのだ。
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