キルギスは、緯度は高いが夏は35℃を超す暑さになる。こういう季節はアイスクリームが欠かせない。
日本のように、棒にアイスクリームがついて、チョコレートでコーティングされたようなものはこちらにもある。1本15~20ソム程度(約20~35円)。
しかし、私がこの夏、一番お気に入りで食べ続けたのが、写真のようなソフトクリームのようなアイス。
コーンのカップにアイスクリームが入っていて、上に紙がついている。実は、このアイスはこの形でそのまま売られているのである。
最初に見た時は、「不潔だな…」と思ったが、食べてみると美味しい。しかも激安で、1個6ソム(約10円)。同じシリーズでチョコ味、バニラ味などもある。
店の冷凍庫の温度が高かったり、停電で一時冷凍が止まったりすると、アイスクリームが溶けてしまい、写真のように隣のアイスがくっついていたり、丸形であるはずのカップが菱形になっていたりする。それもまたご愛敬。
このタイプのアイスクリームのことを「スタカーンチキ(стаканчки)」と呼ぶらしい。「スタカーン」はカップのこと。そのままのネーミングである。
このアイスの一番よいところは、上についている商品シールの紙以外はすべて食べられること。ごみが少ない。時には、最初からシールがはがれちゃっていることもあるから、その場合はごみゼロ。日本で売っても、みんな汚がって買わないだろうけどね。
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