以前のブログで、ごみの収集車を見たことがないと書いたが、それは村での話で、首都のビシュケクでは見たことがある。このあたり、都市と地方の生活格差みたいなものがある。というより、都市部では団地も多いし、ごみを各家庭で処分するには限界がある。必然的にどこかに移動させて処理せざるを得ないのであろう。
ごみ収集が行われない村では、溜まったごみをどうするか。
うちの職場の敷地には、大きなコンテナがあって、オフィスのごみ箱に溜まった紙くずなどはそこにぶち込んでいる。しかし、コンテナも半年くらいすると一杯になるので、今度はコンテナに溜まったごみを何とかしなければならない。
私が職場に配属されてから一度だけ見たのだが、男スタッフ衆がオフィスの前の通り端を掘り、大きな穴を作った。そしてそこにコンテナのごみを流し込んで、土をかぶせて終わり。これでコンテナもまた半年は使えるということか…。
それにしても、道路を掘り返すのにも特に役所の許可を受けているという感じでもなく、「この辺を掘りまひょか」的な感じで半日作業で、掘って→ごみを流し込んで→埋め直す、をやってしまうのを目の当たりにして、環境保護とかとは別の視点で、彼らのたくましさを感じたものだ。
環境保護の視点で見れば…、電池とかビニール、ペットボトルを埋めているので、もちろんアウトである。
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