2011/08/25

焼きマントゥ

最近はまっているキルギスの食べ物が「焼きマントゥ」である。

キルギス人とカフェ(日本でいうレストラン)に入った時、焼きマントゥというのを注文しているのを見て、自分も注文してみた。

もともと、マントゥという料理があって、これは餃子と同じような皮(厚め)に羊肉、玉ねぎのミンチを詰めて閉じ、蒸した饅頭である(手持ちのデータに写真が見つからず…)。

マントゥだけなら、中央アジアで広く食べられている一般的な料理のようである。名前からすると中国のほうから伝わった料理であろう(「饅頭」を音読みすれば「マントウ」である)。

そのマントゥを焼くと、皮がパリッとして香ばしくなり、とても美味しいのである。

yaki_manty

キルギス国内の、他の地域の隊員に訊いてもこれは食べたことがないという。ウズベキスタンから来た人も見たことも聞いたこともないとのこと。すると、うちの村の隠れ特産メニューなのか?

この1ヶ月ほど、機会を見て村内のカフェへ行って焼きマントゥを注文。マントゥを置いている店なら、メニューに「焼きマントゥ」がなくても、大抵は焼いてくれることも分かった。面白いことに、こういうものを焼くとすれば、日本人なら底の方を焼くという発想になると思うが、こちらでは底は焼かずに上だけ焼く店もあった(底、上ともに焼く店もあり。私はそっちのほうが好きである)。

ボコンバエバ村の焼きマントゥは食べ尽くしたと自負しているので、焼きマントゥのことなら私に尋ねてほしい。ちなみに、これを注文する時は「жареные манты(ジャーレニー マントゥ)」(そのまま「焼いた(揚げた)マントゥ」の意)。

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