2011/03/07

【国際カンファ体験記】プレゼン機器操作

過日のブログに書いたとおり、3/1~3の三日間、首都ビシュケクで「障害児とその家族への支援」に関する国際カンファレンスが開催された。

私も運営スタッフの一人として数えてもらっており、「写真係」になっていると説明を受けていた。ところが、前日の運営会議では記録記録の他に、ビデオ撮影・パソコン等機材の管理も担当することになっていた。パソコンに関しては、日本語Windowsならばある程度は操作できるが、こちらはロシア語Windowsばかりなので、何か問題が生じた時の対処に手間がかかる。

実際に始まってみると、心配していたそれ以上にてんやわんやとなってしまった。海外(イギリス、オランダ、カザフスタン、タジキスタン、ドイツ、マケドニア、ロシア)からの講演者は、開始の5分前にフラッシュメモリを渡してきて、「この中にプレゼンのファイルがあるから、それを映して」と言ってくる。そんな人が2,3人まとめて来たら扱い切れない。

そんな感じでパワーポイントのプレゼンテーションデータをプロジェクターに映すのだが、ぶっつけ本番である上に、こちらは言葉(ロシア語)が分からないから、講演者の合図《キュー》に合わせてスライドを替えることになる。しかし中にはキューを出さずに話す人もいる。これが困る。

当日は、会場正面の左右に一つずつスクリーンを立て、プロジェクターでプレゼンファイルを映写していた。私はその一つを担当し、もう片方は現地の人(ロシア語、キルギス語、英語OK)が担当。その人は話の内容に合わせてスライドを切り替えられるので、プレゼンターからのキューがない時は、反対側のスクリーンのスライドが替わるのに合わせて自分も替えていた。

しかし、現地スタッフも事前の練習なしのぶっつけ本番で操作しているわけだから、当然、スライドの切り替えにミスもあった。向こうがミスをすれば、それに合わせて私もミスをする。スライドが行ったり来たり。あとで別のプレゼンターから「君らのスライドの操作はひどかったな。俺のプレゼンの時は、俺から『Next』と合図をするまで勝手にやるなよ」と言われ、ちょっとムッとした。こっちだってあんな操作で納得しとる訳ちゃうわ~い!

まあ、その高飛車だったドイツからのゲストプレゼンターのスライドは計4枚。1枚目はタイトル画面で、最後は「ご静聴ありがとうございます」というスライドだったから、実質2枚のスライド。う~ん、特に見せ場のないようなスライドだったけど、何をあんなに気にしていたんだろうか…?

まあ、その他の発表者からはおおむね感謝とねぎらいの言葉をもらえたし、充実感を味わいつつの担当業務であった。

それにしても、発表数分前にデータを渡してくるっていうのは、やっぱりナシだよなぁ。日本で講演とか発表をする機会がある皆さん、主催者側には事前にデータを渡してあげてくださいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿