本日、3月8日は「国際女性の日」なのだそう。キルギスでは祝日となっている。
「日本も3月8日は休みか?」と訊かれ、日本にはそういう祝日はなく、私はそういう日があることを知らなかったと答えると、相手は意外な顔をする。
この日が祝日になっている、または、祝日とまではならなくても何らかの祝い(プレゼント贈呈とか)をする国・地域はほかにもあるのだろうか? おそらく、旧ソ連圏では共通なんじゃないかと思うのだが…。
日本ではこの時期に、3月3日の「端午《たんご》の節句・雛祭り」があるが、祝日というわけではない。雛祭りは女の子の成長を祝うものだから、それに近い3月8日には注目がいかないのだろう。それに、3月14日は「ホワイトデー」なるもので、男性から女性にプレゼントを贈る日として慣例化している。3日と14日にはさまれた8日は、なおさら日本では定着しづらい。「3日と14日に女のための祝いをしているのに、さらに8日を追加すんのか!」と。
今年の3月8日は火曜日にあたっており、日曜日と祝日にはさまれた7日の月曜は、(案の定)職場は休みとなった。それを知らずに出勤したら、警備のスタッフから「今日は仕事休みだよ。明日も祝日だから、次は水曜日だよ」と教えてもらった。
日本も、祝日と祝日にはさまれた平日は「国民の休日」として祝日にするという法律が何年か前にできた。そのおかげで5月4日は毎年必ず休日になるようになった(その法律ができるまでは、5月3日が日曜日とかぶって、振替え休日にならないかと、新年のカレンダーを手にするとまずは確認したものだ)。でも、さすがに日曜日と祝日にはさまれた月曜日までは休みにはしていない。
そこまで拡大したらきりがないっちゃあ、ないのだけれど、そういうノリで仕事を休みにするのが普通の文化もあるということは、日本人も知っておいて良いだろう。別にどちらが良いとも、私は思わぬ(休みが多い方が嬉しいのは事実だけどね)。
0 件のコメント:
コメントを投稿