2011/02/21

【動画】 シャシリク(串焼き肉)

キルギスの食べ物紹介。

シャシリクは、羊・牛・鳥などの肉を鉄の串に刺して、炭火で焼いたもの。味付けは塩こしょう。キルギス人のほとんどはムスリムだから豚肉は宗教的に食べない。店にあるのは、たいていは羊肉のシャシリクである。ロシア系の店なら、豚肉のシャシリクを出すところもある。

焼き方はこんな感じである。

団扇《うちわ》のようなもので煽《あお》ぎながら、15分くらいかけて火を通す。元はウズベキスタンの料理だと聞いたが、ロシア語のテキストにも「私はシャシリクを作ります」みたいな例文が載っていたから、旧ソ連圏では共通に食べられているものかも知れない。

日本人は羊肉を食べることが少ないので、あの独特のにおいを嫌がる人も多いのだが、私はキルギスに来てから羊肉が好物の一つになった。特に脂身。他の肉にはない甘みがあるのである。

美味しい美味しいこの脂身が問題で、食べ過ぎるのは血管が詰まる元になる。火から離した肉が、室温に置いているうちに、見る見る白く固まっていく様は、自分の血管の中で脂が詰まっていくのを見ているようである(体温のほうが高くはあるが)。

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