一昨日はバレンタイン・デーだった。
周知の通り、日本でバレンタイン・デーに女性から意中の男性にチョコレートを送る習慣ができたのは、チョコレート会社のキャンペーンの成果であった。今では、意中でない男にも送るのも習慣になっているから、チョコレートの売り上げは相当なものになる。
バレンタインチョコがもらえるかと馬鹿な期待をした頃もあったが、一年に一度、たかがチョコでドキドキハラハラすることが馬鹿らしくなって、ここ十数年はまったく意識することもなく来た。強いて「バレンタイン」に関係すること言えば、私がファンである千葉ロッテマリーンズの前監督の名前を口にするくらいだった。
2/14、バレンタインのことなどまったく忘れて出勤したら、職場の人たちが「聖バレンタインの日」と言って、お互い握手をしていた。特に男女関係はないようだった。
日本では女性から男性にチョコレートを渡す習慣があることを伝えると、キルギスでもプレゼントや、カードを渡すことはあると言っていた。
確かマレーシアでは、男性が女性(妻、恋人)に花束を渡していたと思う。2/14は花束を持った男性を多く見たし、道ばたの花売りも出ていた。
考えてみれば、キルギスもマレーシアもイスラム教が主要な宗教であるが、キリスト教(カトリック?)の聖人の日を祝うというのは、ちょっと不思議な気がしないでもない。まあ、仏教・神道がメインの日本でもやっているのだから、同じようなものか…。
ちょっと気が向いたので、昨日(2/15)は配属先の障害児・者センターに通ってくる子供たち(成人も含む)にチョコを買って配った。残りは職場のスタッフへ。
そうそう、今年は私もチョコをもらった。キルギスの協力隊の女性隊員から。もちろん「義理チョコ」であったことは言うまでもない。
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