ビシュケクにあるロシア正教の寺院。
ロシア正教の場合、「寺院」で良いのかな? キリスト教だからやはり「教会」か? 「会堂」とはユダヤ教的な呼び方になってしまうか…? 「礼拝堂」もあり得る。
中にも入って、礼拝に参列したが、儀礼が分からず、周囲の人に合わせて頭を下げていただけ。
ロシア正教の寺院の中は、参列者が座るためのベンチがなく(脇の方にわずかに置かれていた)、全員、ずっと立ったままでの礼拝。高齢の参列者は、疲れると脇のベンチに腰掛けて礼拝していた。
私は人との約束があったので、礼拝の途中で中座したが、最後まで参列していた別の人によれば2時間半以上の礼拝だったそうである。
聞いたことのないロシア語の賛美歌(と呼ぶのかは不明)を聞けた。日本人が聞き馴染んでいる賛美歌はアメリカのプロテスタントのものが多いのではないかと思うが、ロシア正教には別の歌があるようだ(一つも聞いたことのある歌がなかった)。
礼拝の儀礼中、火を灯《とも》した蝋燭が使われることが多く、何か重要な意味が付けられているのだと推察した。礼拝堂内の脇に、信者が蝋燭を立てる場所があり、そこに小さな蝋燭を立てていた。蝋燭は寺院の敷地内に売り場があった。ちょうど、日本の仏教寺院でもそんな感じであるから想像しやすいだろう。蝋燭を立てる台も似たような物である。
火は宗教儀礼では特別な物として用いられることが多い。多くの宗教で火の使用がある。そう書いていて思ったのだが、イスラム教では火は使わないようだ。これは新たな発見!
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