2011/02/08

キルギス インターネット事情

キルギスでインターネットを使う場合、多くの場合、従量制の料金設定(使った分に応じて料金がかかる)である。日本では今やブロードバンド回線で、一定料金で使い放題が当たり前なので、従量制で通信速度が遅いのには不満もあるが仕方がない。

キルギスでもブロードバンドを家に引くことは可能である。しかし、今はホームステイであるので、自分の都合で回線契約をして機器の設置をするというわけにはいかない。私の職場は、(田舎の村では珍しく)ブロードバンドが引かれている。通信速度は100mbpsと出ているので、数字上では日本とほとんど変わりはない。

家でのネット接続は、携帯端末をUSBでパソコンとつないで行なう。家電話でネット接続しなければならない可能性も想定して、フォンジャック接続の機器も日本から購入して持ってきたが、結果的にはその必要はなかった(10年前はどのノートパソコンにも必ずフォンジャック用端子があった。LANケーブル接続端子がついているパソコンのほうが少なかったが、今は逆でLAN端子は必ずついているが、フォンジャック端子はまったく見なくなった)。

海外の携帯電話はプリペイド方式が多いようで、キルギスも同様である。ネット接続するには、予め使用料を入金しておき、ネット接続するとそこから料金が引かれていく仕組みである。もし入金額が不足すると、接続できなくなる。

携帯電話での接続速度は、昔のISDNよりちょっと遅いくらいではなかろうか? 接続速度の設定を900kbpsにしても、20kbpsにしても実感速度は変わらない。

ひと昔前の日本ではダイヤル回線でネットをするしかなく、今キルギスで使っている接続よりも遅かったと思う。今やネットで映画が見られるのだから、ホント、想像もしなかったことだ。私が日本に帰る頃には、どうなっているだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿