私は、できるだけ散髪の手間を少なくしたいから、一度に短く切ってもらうよう頼んだ。髪を霧吹きで湿らせ、まずはバリカンで刈り込んでいく。途中で「これくらいの長さでいい?」と確認してくれた。日本でこのブログを読んでいる人にはどうということのない話かもしれないが、客の好みを確認するというのは、結構、意外なことだったりする。いや、私自身、キルギスで理容室に入ったのは初めてだから、キルギスではこれが当たり前のことなのかも知れないのだが。
日本でもそうだが、こういう尋ね方をされた時、私のような小心者には「あ、いいです」という選択肢しかないものである。鏡で理容師の作業を見ていると、右へ左へと動きながらやってくれている。そこまでやってもらった後で、「いや、もっと短くしてよ」というセリフを言うのは難しい。
顔剃りはなし。シャンプーもなし。このあたり、日本の低料金理容室に入ったような感覚である。1,000~1,500円くらいで散髪してくれる店は洗髪はもともとないか、別料金で設定されている。今回、バコンバエバ村で入った理容室の中を見回したが、洗髪ができそうな設備はなかった。
料金は50ソム。100ソムが約180円なので、90円くらいだったということになる。
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