2010/12/16

ふたご座流星群(?)目撃

12月14日はふたご座流星群が観測しやすいというニュースを見て、14日の夜、トイレに行きがてら(トイレは外にある)星空を眺めてみた。

半月が出ていたので空が明るく、月がなくて星がよく見える時と比べるとやや条件は悪い感じがした。そもそも「14日」というのも、日本時間での話だから、キルギスでも同じ条件なのか不安も感じ、さらに、ひょっとしたら14日の未明のことなのかも知れないと思いつつ…

2分も眺めないうちに、北のほうに一つ、流れ星を目撃できた。夜10時頃だったから、日本時間では15日深夜1時頃。同じ流れ星を見た人が日本にもいたかしらん?

もっと観察を続ければ、あと何個かは見られたと思うが、なにせ0℃近い外気の中、部屋着のままで出ていったので、5分が限界であった。否、その後、鼻水が止まらなくなったから、限界は超えてしまっていたと言うべきか。

ホストマザーに「星を見てきた」と言い、流れ星をロシア語でどう言うのか分からなかったので、「ほら、こうヒューっという星」と伝えたら、「ああ、スプートニクね」と返ってきた。こちらも「ダァ、ダァ(ロシア語のyes)」と応えた。

そうか、「スプートニク」って前にも聞いたことがある単語だったけど、「流れ星」のことだったのか! 日本でも聞いたことがあったなぁ。確か宇宙船か何かの名前だったと思うが…

スペルを確かめたくなり、辞書で「スプートニク」を調べてみる。

спутник
  1. 旅仲間、道連れ、同伴者
  2. 人生の伴侶
  3. 必携、虎の巻
  4. 随伴現象、共存物
  5. 《天》衛星
(コンサイス露和辞典より)

「5. 衛星」って、つまり人工衛星のことか。流れ星ではなかった。流れ星はпадающая звезда(落ちていく星)というらしい。

それにしても「ヒューっと行く星」と説明したら、「ああ、人工衛星ね」と理解したうちのホストマザー、ソ連時代の教育を受けた人だからかな? 日本人だったら大概「流れ星」と理解しそうだけど。ちなみに、人工衛星は肉眼でもたまに見ることができる。昔、天文観測が趣味の友人から教えてもらって、見たことがあった。

あ、ひょっとしたら私が見たのは本当にスプートニクだったのかもね。

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