家電量販店の電子辞書コーナーを見ると、簡易的なものから、多機能なもの、ターゲットを絞ったもの(受験生用とか)など、様々な製品がある。
ただし、ロシア語の電子辞書となると、ほぼ一社しかなくなる。別にメーカーの宣伝をする訳ではないが、CASIOのEX-wordシリーズである。他のメーカーも英語辞書のものはたくさん出しているが、ロシア語となるとCASIOだけしかない。まあ、需要が低そうだから仕方がないのだが…
電子辞書全体で見ても、EX-wordのシェアは一番ではないか? 特に、英語以外で仕事をするケースが多い協力隊の場合、英語以外の辞書が使えるこのシリーズのシェアは相当高いと感じた(訓練所で)。
日頃、お世話になっているこのEX-wordロシア語電子辞書なのだが、いくつか不満(使いづらさ)もある。
以前紹介した、MicroSDカードで、外部データを電子辞書で表示させる場合、対応しているのは、日本語/英語(SHIFT-JISで共通でいけるらしい)、中国語、韓国語のみである。ロシア語電子辞書のくせに、ロシア語のテキストデータを読み込んでも、すべて日本語の全角文字としてのみ認識している。
え、 ロシア語辞書なのに!?
この点、どういう技術的なハードルがあるのか見当がつかないのだが、チョチョチョッっとプログラムを追加して、なんとか対応してもらえないだろうか。
あと、自分で単語を追加できないのも、どうにかならないものだろうか?
固有名詞(地名、商品名)、新語など、辞書には載っていない単語もたくさんある。そういうのを、追加させる機能はもたせられないのだろうか? USB接続ができるのだから、PCから操作するのでもいい。
また、それ似たような機能で、現在、製品として出ていない言語に関して、ユーザーが自分で辞書を作れるようなことはできないのかしらん?
これはマレーシア隊員時代に思ったこと。マレー語の場合、使用文字は英語アルファベットと共通だから、文字のエンコード上の問題はないと思うのだ。だったら、自分で作った辞書データを電子辞書に読み込ませるというのはできないものだろうか? CSVデータの項目を読込ませるとか。
CASIO以外のメーカーでもよいので、そういう製品を作ってくれないものかしら。
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