現職参加の協力隊も帰国

キルギスの21年度4次隊隊員たちが3月22日に離任・帰国したことは書いたが、この時期、私と同じ22年度1次隊の中でも任期を終了し帰国した隊員たちがいる。

協力隊の中には、日本での仕事を休職して、2年間の協力隊活動に参加する人たちがいる。これを「現職参加」と呼ぶ。

「2年間」と書いたが、訓練機関も含めると2年3ヶ月となる。現職参加組の中には、学校教員で休職して協力隊に参加する人もいるのだが、この2年3ヶ月が学校の学期と相性が悪い。普通に2年3ヶ月で行って帰って来ると、学年の途中で復帰することになり、つまり年度途中で学級・教科担任が交替することになる。

それはあまり学校現場にとってよろしくないという判断だと思うが、学校教員に限っては訓練機関も含めて2年間で協力隊参加できる制度がある(確か「特別現職参加」とかいう名称だった)。

で、その特別現職参加をしている学校教員の隊員の人たちが、3月のこの時期に活動を終えて帰国した。

キルギスには22年度1次隊の特別現職参加の隊員はいなかったが、駒ヶ根訓練所で一緒に訓練を受けた同期で、特別現職参加だった仲間から、帰国するとのメールをもらっていた。

自分の同期であるから、先輩を見送るのとはまたちょっと違った感覚である。「俺たちの隊次も、いよいよ活動を終える日が来たんだな」という感じだろうか…。

そう言えば、10年前は、まだ特別現職参加ではなく、一般の現職参加で協力隊に来ている人もいて、現にマレーシア隊員の中には特別と一般の両方の現職参加隊員が混在していた。今は特別現職参加以外での教員の参加はないんじゃないだろうか? 少なくとも22年度1次隊駒ヶ根訓練所ではそういう人には会わなかった。

帰国した現職参加の人たちは、JICAでの活動報告などの所定の手続きを終えたら、自分の職場の地方に戻り、4月からの新学期への準備に入らなくてはならない。民間企業からの現職参加者だと、帰国後手続き終了後4~5日で職場復帰という話も聞く。

協力隊の余韻に浸る間もなく、日本での日常に戻らざるを得ないわけだ。帰国後に就職活動をしなくてよいメリットは羨ましい限りだが、帰国後すぐに日本社会の中で働かなくてはならない点は気の毒に思う。なんと言っても、たいていの協力隊員は、2年間、発展途上国の良い意味での「まったり、のんびり」ペースにどっぷり浸かって生活・仕事をしてきているので、1~2週間で日本のペースに合わせるというのは、体も気持ちも相当しんどいことだという思うのだ。

うん、でもそれを今さら言っても仕方ないし、何よりも私は現職参加ではないから、当人たちが私が想像しているように感じているとは限らない。とにかく言えることは、既に帰国をした同期の皆さん、2年間、お疲れさまでした。私も7月末に帰国するから、その時にはそれぞれの任国、任地、職場の話をつまみに飲みに行きまっしょい!

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