3月21日はイスラム教新年で祝日。キルギス語表記だとНооруз /ノールズ/。家のテレビでカザフスタンの放送を見ていたら、カザフ語ではНаурыз /ナウルズ/となっていた。
イスラム教徒人口の少ない日本では、こういう祝日があることを知っている人はほとんどいない。私もキルギスに来るまで知らなかった。
ノールズは祝日なのだが、なぜか私が新しく配属された障害児センターは仕事をしていた。そんな日なので、いつもは4~5人通ってくる子供も2人しか来なかった。ノールズのような日は、親戚や友人を招待(逆の立場なら訪問)するので、子供をセンターに連れてくるどころではないだろう。むしろ、2人も子供が来たのかと思ったほどだ。
スタッフに訊いたら、仕事が終わって帰宅後、親戚が家に来ると言っていて、やっぱり祝日としての行事はしたようである。仕事をして、なおかつ祝日行事もするなんて忙しいのに、なんでこの日を営業日にしたのか、説明を聞いたけれど、よく分からなかった。
首都ビシュケクのアラ・トー(Ала Тоо)広場という、大きなイベントがいつも開催される場所では、ノールズにちなんだイベントが開かれていたようであるが、私は出勤していたので行けなかった。というか、休みでも行ったかどうかは怪しい。夜、テレビで録画中継を見たが、歌手が歌ったりしていた様子であった。う~ん、まあ、現地で生で観られなくても悔いは残らない感じかな…
ノールズを出勤日にしたので、22日は振り替えで休業日となった。22日はキルギス21年度4次隊の帰国日で、朝に空港から出発するのだが、仕事を気にせず見送りに行けるので、結果的にノールズが出勤日になったのは良かった。
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