ロシア語で書いた記事の再掲だが、とある村のお宅へお邪魔した際、ツバメの巣を見つけた(見つけたというよりは、その家の人が教えてくれた)。
家に入る階段を2段上がると、中に入る扉の前に3畳ほどのスペースがあり、外から見ればそこは建物の中のようになっている。つまり外敵から見つかりにくい場所である。
キルギスに来てからツバメは度々見かけたし、巣も見たことはあったが、雛がいる巣は今回が初めてであった。
5羽の雛。既に成体に近いように思われるほど成長しており、巣に収まり切らない感じであった。
そのお宅で泊まって、翌日。巣を見ると、雛たちはいなくなっていた。正確には、朝見た時に、巣の中に2羽しか見あたらなく、「あれ?」と思ったのであるが、午後になったらすべての雛がいなくなっていた。前日が、巣立ち前の最後の姿だった。
ただ、雛たちがすぐに自分で餌を獲れる訳ではないようで、巣から出たすぐ前の電線に巣立った直後の雛たちと思しきツバメがとまって、親鳥が餌を運んでくるのを待っていた。
(巣を出たあとも親鳥からの餌を待つ雛鳥たち。
おや? 4羽しかおらぬ。1羽はすでに自立したか?)
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