2010/11/10

電子辞書活用術 その①

協力隊というのは、それぞれ職種は違っていても、2年間、異国において仕事をしに出ている訳だから、自分の仕事に関連した専門書、一般的なビジネス書(マネジメントの類)、それに派遣国で使う言語の参考書・辞書などは、どうしても持っていきたい。さらに、自分の好きな作家の小説やら、趣味関連の本なんかも持っていきたくなる。

そんな風に、持っていきたい本だけでもかなりの重量になってしまう。実際の渡航には、本だけでなく衣類やら、パソコン機器やらもある。そして、飛行機には重量制限があって、持っていきたいものすべてを制限重量内に納めるためには、いくつかの物はあきらめることになる。

で、どうしても最初に切り捨てざるを得ないのは、実務に関係のない娯楽本の類ということになる。私はそんなに読書家ではないのだけれど、就寝の前の“眠り薬”として、手元にいくつかの本は持っておきたい質(たち)なのだ。

キルギス渡航の際、文庫本3冊くらいしか持ってこなかったので、これを読み終わったあとはどうしようかと思っていた所、携行してきた電子辞書に思わぬ活用方法があることに気づいた。

以下、特に現在協力隊などで在外にある人、かつ電子辞書(私はCASIOのEX-WORD使用。それ以外のメーカー、また機種によってはできない可能性あり)のある人向けの情報。もちろん、日本国内の人も使える方法。

【その① 本体内に収録されている文学全集を読む】
ジャパネットた●たとかで、電子辞書が紹介される時に、どれだけのコンテンツが入っているかを力説しているが、最近(ここ3年くらい?)に発売されている電子辞書ならば、「日本文学100作」みたいなコンテンツが入っていることと思う。

ある時、自分の電子辞書をいじっていたら、私のにも300作品ほどのデータが入っていることがわかった。それで、どんなのが入っているかと見てみたら、結構、有名な作品もそろっている。芥川、太宰、漱石なんかは、主要な作品はほとんど入っていた。

とても私の読書量では、この300作品を2年間で読み切るのも適(かな)わないだろうから、このコンテンツを活用するだけでも、十分に読書の楽しみは味わえる。

余談だが、池田蕉園『ああしんど』や、池田菊苗『「味の素」発明の動機』なんて、これがなかったら一生知ることもなかった文章。菊池寛の『恩讐の彼方に』も面白かった。

(続く)

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