自分の活動先のことをブログでまだ書いていなかった。
拙い語学力で、同僚たちが言っていることも十分理解できず、自分の所属している職場の全体像というのもいまいちつかめていないので、不正確な情報になってしまうかもしれないが…(ま、それは追々修正させてもらうことにして。)
私の配属先は「ショーラ・コル」というNPO団体。ロシア語で書くと「Шоола-Кол」だが、元はキルギス語で「Шоола-Көл」(キルギス語にはロシア語にはない音・文字が3つある。日本語環境のPCだと、文字化けする可能性あり)。
(шоолаは「曙光」、көлは「湖」。近くにイシククル湖という有名な湖があるから、それに因んだのか。)
私は障害児・者支援の分野での要請を受けて、協力隊のカテゴリーでは「養護」という職種で赴任している。協力隊的には「養護隊員」とか、その上位カテゴリーの「福祉隊員」と呼ばれる(あと、勝手に「ウクレレ隊員」も自称している)。
対象にしているのは障害全般だが、実際には知的障害が多い。その他に構音障害、肢体不自由など。日本でいったら「軽度」と呼ばれる障害程度だと思う。年齢は就学前の小さな子から、20歳を超えた大人までいる。
公立の学校内に2つ教室を借りていて、月曜~水曜はそこで授業(のようなこと)をしている。
都市部のように人口 が密集している訳ではないから、利用児の中には遠方に住んでいて、自力で通ってくるのは不可能な子どもいる。ショーラコルにはミニバスがあり、それで送迎サービスを行なっている。
ドイツ製(メルセデスのエンブレム)、おそらく中古を輸入(寄付?)した車両だと思われる。日本にはこういうカテゴリーの車はないのではないか? キャンピングカーくらいの大きさで、中は4列シート。定員は前から2・3・3・4で大人12名くらいの見当だが、時と場合によっては18人くらいまでは乗り込む(こういう時は「運転手っていいな」と思う。必ず一人分の座席が確保されてるから)。
車内の雰囲気については以前のブログ(リンク)に写真がある。
木曜はこのミニバスで家庭訪問。近隣の村に住んでいる障害児・者のいる家庭を訪問する。訪問先で療育・指導みたいなことをしているわけではなく、生育歴や身辺自立のことを親に訊いているだけのように見受ける(私は言葉が分からず、ただ同行しているだけという状態)。とりあえず、どこに誰が住んでいるか、どういう障害で、障害の程度などを把握するための訪問のように思う。
金曜はオフィスワーク。仕事のレポートを作成したりしている。
何か「一週間の歌」みたいな感じになってしまった(「♪月曜日に市場へ出かけ~」っていうあの歌。ちなみにこれはロシア民謡だそうだが、今のロシア人はほとんど知らない歌らしい。日本で聞いていたNHKラジオのロシア語講座の話題で言っていた)。
仕事のことは追々書くつもりだが、勤務先について、以上。
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